
田岡 和城
Kazuki Taoka
所属・役職
東京大学 医学部附属病院 希少難病疾患治療開発実践講座 特任准教授
経歴
臨床医の経験から、医療における社会課題である難病治療の開発のため、2023年、東京大学医学部附属病院にて希少難病疾患治療開発実践講座を立ち上げる。眼内リンパ腫の医師主導試験、COVID19のAIによる重症化予測などに取り組んできた。今回、敗血症のリアルタイム迅速診断機器の医療機器の社会実装を目指す。
事業テーマタイトル
敗血症の兆候を逃さないリアルタイム予兆検知システム
事業テーマ概要説明/解決したい社会課題
世界では 3秒に1人が 敗血症で命を落とすと言われている。敗血症による死者は、年間1100万人を上っており、これは、がんによる死者数を上回り、まさに、世界的な医学的な問題である。この我々の開発したシステムによって、敗血症は早期に発見できれば、治療法は確立されており、患者を救うことが出来る。
Why me/なぜ自分がこの課題に取り組むのか
敗血症は早期に発見できれば、治療法は確立されており、救命させる可能性が高く、逆にいうと、これまで、世界中で敗血症により亡くなっていた患者を救命できる可能性がある。日本のみならず、世界中の感染症に苦しむ地域での患者を救うシステムであり、医療社会を変える可能性がある。



