<プレスリリース全文・式次第(PDF)>
京大発ベンチャーであるエニシア株式会社(京都市、代表取締役:小東茂夫、以下「エニシア」)は、2020年3月5日に東京で開催された「令和元年度 起業家万博」(総務省、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)共催、以下「起業家万博」)において最優秀賞である総務大臣賞を受賞しました。起業家万博は地域発の有望なICTスタートアップの創出を目指す取組みです。エニシアはITU(国際電気通信連合)特別賞、協賛企業特別賞(AWS賞、NTTデータ賞、日本マイクロソフト賞)を同時受賞しました。
エニシアは、京都大学医学部附属病院等と連携して、医療電子カルテに保管されている膨大な診療情報を自然言語処理技術によって要約するAIソフトウェア『SATOMI®️』を開発しています。『SATOMI®️』の活用により、高度医療を担う勤務医の労働環境の改善、データの有効利用による医学研究の推進、さらには患者への情報提供を通じて医療への総合的な貢献を目指しています。
新型コロナウイルスの影響で延期になっていた表彰式は7月9日、株式会社フェニクシー(京都市、代表取締役:橋寺由紀子、以下「フェニクシー」)のソーシャルインキュベータ施設「toberu」で関係者と報道各社を招いて行われました。小東氏は、2019年11月から4ヶ月間に渡りフェニクシー・インキュベーション・プログラムに参加し、ビジネスプランを磨きました。
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表彰式当日の様子

小東氏が4ヶ月を過ごしたフェニクシー施設 toberu を見学する佐々⽊祐⼆ 総務省 近畿総合通信局⻑

開会挨拶をする原良憲 京都大学 経営管理⼤学院 教授(2020年3月まで同院長)。小東氏が京大在学時に指導を仰いだ。

佐々木局長より表彰状を受け取る小東氏(左)

閉会挨拶をする橋寺フェニクシー代表取締役。小東氏と同じく京都大学 経営管理大学院を修了した。

【奥・左から】村井暁子 京都大学 経営管理大学院 特定准教授・フェニクシー社外取締役、嶋田敏 同院講師、原教授、佐々木局長、橋寺代表取締役、長尾友夫 総務省 近畿総合通信局 情報通信部長、中野佳胤 同情報通信連携推進課長、中川賀史 大阪イノベーションハブ プロジェクトアドバイザー、【手前・左から】曽田光亮 エニシア企画スタッフ(京大工学部4回生)、宗圓千穂 同アノテーター(医療事務)、岸本裕大 同最高技術責任者(京大 情報学研究科 博士課程 単位取得中退)、小東氏、阿部将和 同UI/UXデザイナー(同研究科 修士)、高橋憲生 同アノテーター(同研究科 修士)

表彰式後、SATOMI®️のデモをする岸本氏と小東氏

エニシア株式会社が授与された賞状、トロフィー等