社内起業家の宮田俊太朗さんは2026年4月、国産広葉樹の利活用を支援する広葉樹ai株式会社(コウヨウジュアイ、東京都中央区)を設立し、コーポレートサイトを今月開設しました。同社は自治体や原木市場、森林組合、製材所、メーカー等と連携し、安価なチップ材等に利用されてきた広葉樹の一部を、家具や建材などの用材として活用する新たなサプライチェーンづくりに取り組んでいます(導入事例)。
宮田さんは、株式会社フェニクシーの起業人材育成プログラム第6期(2022年5~9月)にオムロングループから参加し、林業活性化に向けた社内新規事業アイデアを磨きました。その後も地域の広葉樹の課題に着目し、当時の所属企業であるオムロン ソーシアルソリューションズ株式会社で岡山県真庭市、京都府南丹市・京丹波町、島根県雲南市と広葉樹利活用推進に関する連携協定を締結。チップになる予定の広葉樹原木の一部を家具やフローリングなどに用材利用できるスキームを各地で構築しました。広葉樹の価値を向上させて地域社会を豊かにし、次世代へ森林を繋げたいという想いから、広葉樹aiを創業するに至りました。
宮田さんは現在、大手二輪・四輪メーカーの新事業開発部に所属し、兼業制度を活用して広葉樹aiの事業開発に取り組んでいます。
コメント:広葉樹ai 創業者・代表取締役 宮田俊太朗
「広葉樹aiは、これまで十分に活用されてこなかった広葉樹資源に新たな価値を創出し、森林と地域の持続的な循環を実現することを使命としています。広葉樹を家具や建材などの用材として活用する仕組みを構築することで、山林所有者、森林組合、素材生産事業者、製材事業者、メーカーなど、サプライチェーンに関わるすべての主体へ適切な利益が還元される環境づくりに取り組みます。地域の森林資源が地域の経済を支え、その収益が再び森林整備へと還元される好循環を生み出すことで、健全な森林の維持と地域産業の発展を両立し、次世代へ豊かな森林資源を引き継いでいきたいと考えています」
関連リンク・報道
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株式会社フェニクシーについて
フェニクシーは、社会課題を解決する事業アイデアと起業人材を育てるため、居住滞在型のインキュベーションプログラムと修了生向けファンドを運営しています。プログラム参加者(スポンサー枠の大企業社員、公募枠の大学研究者、学生、起業家等)は、同社施設「toberu」に4ヶ月居住し、日常的な異業種交流やスタートアップ流スキル研修、個別メンタリング・コーチング等をとおして、利益と社会的インパクトを生む新規事業を開発します。「大企業発ベンチャーの創出」「非日常な時間と空間の共有」をコンセプトに、2018年設立(京都市、共同創業者:橋寺由紀子、久能祐子、小林いずみ)、2019年にプログラム開始。飯島由多加を最高執行責任者(COO)とし、計13期96名(スポンサー枠44名、公募枠52名|うち女性31%、外国人21%)を支援。









