株式会社フェニクシー(京都市、代表取締役:橋寺由紀子)は12月12日、同社が運営する「ソーシャルイノベータプログラム(SIP)」第2期のキックオフイベントを、居住滞在型インキュベーション施設「toberu 1」で開催しました。当日は同社の久能祐子取締役ら関係者を含め約80名が来場。今期はフェロー(プログラム参加者)の過半数が海外出身というグローバルな顔ぶれとなったことから、イベントは英日両言語で進行され、AI によるリアルタイム翻訳字幕が表示されました。
また、今期の新たな取り組みとして、飯島由多加取締役 COO より「toberu 4-month challenge」が発表されました。2026年3月18日に開催される今期最終ピッチイベント「ショーケース」で、外国人フェローは日本語で、日本人フェローは英語で発表をするというものです。このチャレンジは、フェニクシー修了生の後藤和也さん(京都大学病院 脳神経内科 認知症制御学講座 特定准教授)のアイデアがきっかけとなって実現しました。
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開会あいさつ・進行:
- 飯島 由多加|フェニクシー 取締役・最高執行責任者(COO)
事業アイデアピッチ:SIP 2期生
- イヴォン・ハン|Yvonne Hung|Otelier(オテリエ)創業者・CEO|デザインとビジネスの革新による伝統工芸の再生「Otelier」
- 上林 央佑|Ousuke Kambayashi|京都染元しょうび苑 Textile Director|立命館大学 経営学部生|伝統産業から生まれるコングロマリット
- イアン・ナイフズ|Ian Knives|Big Other 創業者|10代からはじめる金融リテラシーアプリ「Big Other」
- ハイディ・オンコウィジャヤ|Heidi Ongkowijaya|京都大学 経営管理大学院 MBA ’26|AIで高齢者の低栄養を防ぐスマートミール「NutriAI」
- アレハンドラ・ロダス|Alejandra Rodas|同志社ビジネススクール グローバルMBA ’25|使用済みコーヒーかすで作るビーガンレザー「ReCrea」
- 田岡 和城|Kazuki Taoka|東京大学 医学部附属病院 希少難病疾患治療開発実践講座 特任准教授|敗血症患者を救う、新たなリアルタイム診断システム
パネル討論「大学発スタートアップ:わくわく、死の谷、可能性」
- 古屋 俊和|テラバース 共同創業者・CEO、Quantum Analytics 創業者・CEO、エクサウィザーズ 共同創業・上場|京大MBA、京大情報学研究科博士後期課程単位取得退学
- アレクサンダー竜太・キーリー|九州大学 工学研究院 准教授、aiESG 共同創業者・取締役 CRO|MIT テクノロジーレビュー “Innovators Under 35 Japan 2024” に選出
- 橋寺 由紀子|フェニクシー 共同創業者・代表取締役【モデレータ】
Special thanks to:
- 織田 芳孝(撮影)
- Ryota Noguchi、小東 茂雄(PC・音響・照明)
- 中嶋 浩子、後藤 和也、Philip Nguyen(受付・会場案内)
- 城田 和秀、吉田 紘規(一部調理・サーブ)
- 参加した全てのフェニクシー修了生・関係者ら
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【参考】toberu で開催した対面イベントの様子
- 2025年9月:インキュベーションプログラム 10期「ショーケース」
- 2025年7月:「IVS Curry Night at toberu:カレーを食べて、加齢(エイジテック)について華麗なピッチをする・観る夜」
- 2025年5月:インキュベーションプログラム 10期「キックオフ」
- 2025年3月:ソーシャルイノベータプログラム(SIP)1期「ショーケース」
- 2024年11月:ソーシャルイノベータプログラム(SIP)1期「キックオフ」
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株式会社フェニクシーについて:フェニクシーは、社会課題を解決する事業アイデアと起業人材を育てるため、居住滞在型の起業支援プログラムと修了生向けファンドを運営しています。プログラム参加者(大企業社員、大学研究者、学生、起業家等)は、同社施設「toberu」に4ヶ月居住し、日常的な異業種交流やスタートアップ流スキル研修、個別メンタリング・コーチング等をとおして、利益と社会的インパクトを生む新規事業を開発します。「大企業発ベンチャーの創出」「非日常な時間と空間の共有」をコンセプトに、2018年設立(京都市、共同創業者:橋寺由紀子、久能祐子、小林いずみ)、2019年のプログラム開始から計12期90名(スポンサー枠42名、公募枠48名|うち女性30%、外国人19%)を支援。









